アイルランドの語学学校の選び方

語学学校の選び方1 予算

実際に語学学校を選ぶ時には、予算が最重要のポイントとなるでしょう。学費とホームステイ代により、留学の総予算のほとんどが決まります。

長期で申し込むと割安になる長期割引コースを設けている語学学校や、ホームステイ代に食費3食分が含まれていたり、通学バス代が含まれている語学学校やホームステイ先から学校まで徒歩圏内のファミリーの多い語学学校ですと予算の節約になります。


語学学校の選び方2 都会か田舎か(立地)

語学学校のある立地も学校を選ぶ際に重要になるでしょう。 首都のダブリン、コークは日本の都市部と同様にたくさんの人とお店であふれかえり活気のあるヨーロッパ生活が楽しめ、ゴールウェイやリムリックも町の中心部は活気があるものの町から少し離れるとのどかな風景が広がります。 田舎町にある学校は自然の中にありのんびりと勉強するに良いでしょう。

語学学校の選び方3 学校の規模

アイルランドの語学学校の規模は1対1の個人レッスン校から全校生徒数300人以上の大規模校まで様々です。


設備が充実した大規模な語学学校
設備が充実した大規模な語学学校
(エメラルド カルチュラル インスティテュート)

一般的に小規模校は学生一人一人に目が行き届くため細かいことも相談しやすいので、英語に全く自信のない方、アットホームな雰囲気で勉強したい方におすすめです。 一方で小規模校では在籍している生徒の国籍比率の偏りが大きくなったり、冬場の生徒の少ない時期はクラスやレベルの数が少なくなるというデメリットもあります。

大規模校の多くはLLラボ(語学専用の自習室)、図書室、インターネット、食堂などの施設が充実していますので、学校らしい環境で過ごしたい方にはこちらが向いているでしょう。 また年間を通じて学生数が多く、世界各国からの留学生が在籍していますので、ある程度国籍バランスが取れた学校をご希望の方、色々な国からの友達を作りたい方にもおすすめと言えます。

中には大学付属の語学学校のように、フルタイムの大学生と同様に大学内の設備が利用でき、本格的な留学生活が送れる語学学校もあります。


語学学校の選び方4 日本人率

アイルランドは他の英語国に比べ極めて日本人の少ない留学先です。 日本人率5%以下の学校も珍しくなく、学校によっては日本人0という学校もあります。 日本人率などにつきましてはアイルランド留学クラブまでお問合せ下さい。

語学学校の選び方5 クラス人数

アットホームな語学学校でのレッスン風景
アットホームな語学学校でのレッスン風景
(スレイニー ランゲージ センター)

アイルランドの語学学校の1クラスの最大人数は他の英語国に比べて全体的に小さめで、最大クラス人数は学校により6〜15人程度です。

クラスの最大人数が少ないほど会話する機会も多く、質問にもゆっくり付き合ってくれるでしょう。




語学学校の選び方6 授業内容

アイルランドの語学学校で使われるテキスト
アイルランドの語学学校で
よく使われるテキスト

一般的にアイルランドの語学学校はテキストやプリントに沿ってバランスよく英語力をつけることを目的にしています。

授業の質は、学校によるというよりは、皆さんが授業を受ける先生で決まります。 先生は常時入れ替わっているので良い先生に当たるかどうかは運次第の部分もありますが、どの語学学校も良い先生をキープしようと努力していますし、アイルランド人の英語の先生はフレンドリーでレッスンの質も高いことで定評があります。

語学学校の選び方7 通学方法

アイルランドは通り雨が多く、また、冬は寒いので通学手段も重要になってきます。 特に長期の留学では通学費も語学学校選びのポイントの一つと言えるでしょう。

通学時間については町の大きさによりますので一概には言えませんが、小さい町の語学学校なら徒歩で5〜20分程度の所が多いようです。

一方、コーク、リムリック、ゴールウェイなどの都市部では徒歩で30分〜1時間、ダブリンなどですと朝晩渋滞している時はバスで1時間以上かかる事もあるようです。

語学学校の選び方8 政府認定校およびその他の組織

ACELS・ACELS
(The Advisory Council for English Language Schools)

ACELSはアイルランド政府教育科学省管轄の英語語学学校認定団体です。
ACELS認定校はアイルランド政府教育科学省公認の語学学校で、アイルランド政府認定校とも呼ばれます。

アイルランド政府認定校となるためには、、まずアイルランド政府教育科学省の管轄団体であるACELSからの査察官が学校を訪れ、レッスン内容・先生の資格・教材・学校設備・ホストファミリー・学校の事務手続き・安全・防火対策管理・実際の生徒さんからの感想に至るまで全ての面をチェックします。 さらに一定期間の待機期間の後2度目の査察を受け、厳しい基準を十分に満たしていることが確認されますと、政府認定校として認可を受けることができます。

認可された後も定期的にACELSからの査察を受けますので、常に高いクオリティを維持している語学学校と言えます。

政府認定の語学学校に通いますと学生ビザの取得ができ、25週間以上の留学の場合は週20時間までのアルバイトが可能です。


MEI~RELSA・MEI〜RELSA
(Marketing English in Ireland〜The Recognised English Language Schools Association)

MEI〜RELSAは政府認定校(ACELS認定校)の約半数が加盟する団体で、主にアイルランド全土の大規模校が加盟しています。 世界中のアイルランド政府観光庁やアイルランド大使館と直結していて、世界各国での学校のマーケティングを代行します。

東京のアイルランド政府観光庁でMEI〜RELSA加盟校のパンフレットがもらえます。(郵送料のみ実費)


IEAI・IEAI
(International Education Association of Ireland)

IEAIは、政府認定校(ACELS認定校)のうち、20校程度が加盟している語学学校団体です。
主にアイルランド各地の小規模校が加盟しています。




・新規開校の語学学校など

語学学校が政府認定校(ACELS認定校)になるためには、申請後1回目の査察から一定期間の待機期間を経てから最終的な査察を受けることになりますので、新しく開校した学校の中には、語学学校として運営されているが、まだ政府認定校としての認可を受けていない学校もあります。

また、政府認定校として認可を受けるためには、非常口や火災報知器の設置といった安全・防火対策などの基準を満たす必要もありますので、自宅でレッスンを行うホームテュイションなどですと、建物の関係で政府認定校としては認められないものの、外国人に英語を教える教師としての専門資格を持った先生がレッスンを行っている学校もあります。

アイルランド各地の語学学校一覧表と語学学校の選び方

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アイルランド語学留学場所と概略    アイルランド語学留学特徴別一覧


 アイルランド語学留学料金と規模





アイルランド留学クラブこんな利用法

正規留学エージェントのアイルランド留学クラブは、アイルランド各地の語学学校と強いつながりがありますので、日本人率などを初め、常時最新の語学学校情報があります。 語学学校選びから語学学校情報まで何なりとお問合せ下さい。
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