アイルランド留学にかかる予算と費用

留学予算や費用には何がある?

アイルランドの物価


留学の予算や費用には何がある?

留学するにあたり語学力の進歩と同じくらい気がかりなのが、ずばりお金。

アイルランド留学クラブでは、なるべく低予算で効率的に英語力を伸ばしたい、そんな留学生を応援しています。

アイルランド留学の予算にはどんなものがあるかを知って、より具体的な留学予算計画を立ててみましょう。


                          

留学の予算と費用 1 学費

留学の総予算で最も大きな割合を占めるのが「学費」。 各学校、コースにより、学費にはかなりの幅がありますので、学校が決まりませんと具体的な留学の予算をお見積もりすることはできません。 

ちなみに、学校ごとに「週15レッスン」や「週20レッスン」などと書かれていますが、1レッスンは学校により45〜60分と様々ですので必ずしも週20レッスンが「週20時間」を意味するとは限りませんので、実質の授業時間を考慮し学校を選びましょう。

短期留学の際は週20時間以上の集中コースも良いのですが、長期で留学する場合は、一般的に1日3時間〜4時間 / 週15〜20時間程度が効率よく集中できると言われています。

留学の予算と費用 2 ステイ費

ホームステイ
もっとも一般的な滞在方法のホームステイ。 アイルランド人ホストファミリーは気さくで話し好きと定評があります。 ホームステイ費も各学校により様々です。 多くの学校のホームステイ先では平日朝夕の2食付+週末は3食付ですが、学校によってはランチを含む毎日3食付のところもあります。
学生寮
最近人気の高い学生寮。 学生寮を備えた学校や、フラット(アパート)の斡旋を行っている学校もあります。 学校で手配している学生寮は一般的に、広々としたキッチンやリビングと快適な個室、各部屋でインターネット接続ができるなど設備がよく、便利な立地の治安も良いエリアにあることが多いです。
フラット(アパート)を借りる
アイルランドでは「シェアフラット」と呼ばれるフラットが一般的です。 シェアフラットとは、一軒のアパートや一軒家のベッドルームのみ個人で利用し、キッチンやトイレ、シャワーは他人と共同で利用するタイプのものです。 日本に比べると簡単に部屋を借りられますので、長期の語学留学生の中にはフラットに住んでいる方もいます。 ただし、6ヶ月以下の留学期間の場合は借りることが難しい場合も多いようです。

フラットを借りる際には最初に保証金(家賃の1〜2ヶ月程度)が必要ですが、最後に返してもらえます。

通常は生活に必要な家具やベッド、食器などが一通りついていますので、すぐに生活を始められるでしょう。

アイルランドのシェアフラット家賃の相場
コークやゴールウェイ、リムリック規模の町 週 65ユーロ〜
田舎の町 週 50ユーロ〜程度
ダブリン 100ユーロ〜

家賃には光熱費込みのところと、同居人で割り勘にするところもあります。 アイルランドの光熱費は日本より若干高めです。 特に冬場は日が短い上に暖房代がかかるため高くなります。

留学の予算と費用 3 食費

毎日の昼食の予算もある程度考えておきましょう。
3食付きのホストファミリーに滞在する場合を除き、普通は語学学校の友達と昼食を食べに行く方が多いです。

一番安いパブのランチ(スープ&ブレッド)で3ユーロ〜、カフェやレストランで食べると最低で6ユーロ程度です。

留学の予算と費用 4 交通費

航空券
時期やチケットの種類によって大きく異なります。 最近はインターネットでも安くチケットを買うことができます。
1ヶ月FIXですと最も安い時期で往復6万円台からアイルランドまでのチケットが見つかることもあります。

アイルランド留学クラブでは、留学相談の中で格安航空券取得についても随時アドバイスさせて頂きます。 
安いアイルランド行き格安チケットを簡単に取得する方法は、留学完全ガイドのアイルランド行き格安航空券 でご案内しています。

通学費
通常、ダブリン中心部の学校では、通学にバスを利用します。 バス料金は1回乗って約1ユーロ〜です。
ダブリン以外の町ですとバスで10〜30分、もしくは徒歩で10分〜45分くらいのホストファミリーが多くなっています。

留学の予算と費用 5 通信費

国際電話
アイルランドの公衆電話
アイルランドの公衆電話

国際電話を安くかける方法として、アイルランドで国際テレフォンカードを使用するか、町中のインターネットカフェ内に併設されている格安IP電話を利用するのが一般的です。

国際テレフォンカード(インターナショナルフォーンカード)は7ユーロ〜30ユーロのタイプがあり、街中で簡単に購入することができます。

このテレフォンカードを使うと、家庭用電話や公衆電話から日本の家庭用電話へ、1分0.5ユーロ程度(アイルランド時間の夜間や週末の場合)でかけられます。

ただしこのカードを使っても、日本の携帯電話にかける場合や、携帯電話からかける場合はいくらか割高になります。

留学完全ガイドの国際電話のかけ方とインターネットも参考にしてみて下さい。

インターネットと家庭用電話

インターネットカフェ
たいていの町にインターネットカフェがあります。 ダブリンでは20分で1ユーロ程度が相場ですが、田舎に行きますと10分で1ユーロ程度と割高になります。

日本からノートパソコンを持参
町中のインターネットカフェでは、持ち込んだノートパソコンをLANケーブルや無線LANでつなぐことが出来るところもあります。 また、中には持ち込みパソコンをつながせてくれる学校もあります。 長期留学の方の場合、アパートを借りて自分で電話回線を引きインターネット接続ができます。

アイルランドのプロバイダーは、AOLなどの海外プロバイダーは除き、アイルランドの電話会社のEircom(エアコム)という会社一社となっています。 電話回線を持っている方は無料でアカウントを作ることができます。

携帯電話

長期の語学留学生の中には、お友達との連絡や日本との緊急連絡用に携帯電話を持っている方もいます。
アイルランドで買えるプリペイド携帯電話の価格は60ユーロ〜100ユーロです。

アイルランドで購入した携帯電話はヨーロッパ全域で手続きなしで使用可能です。

日本で国際電話のできる携帯電話を買いアイルランドで使うことも出来ますが、通話料が非常に高いです。 このため留学生の場合、携帯電話はアイルランドでプリペイド式のものを買い、帰国時には他の留学生に売るというスタイルが一般的です。

荷物の郵送
アイルランドの郵便局
アイルランドの郵便局

留学前に荷物を日本からアイルランドに送る場合、または帰国の際などに、アイルランドから日本に荷物を送ることもあるでしょう。



アイルランドから日本への荷物の郵送料
重量 アイルランドの郵便局(通常航空便) 日本通運(海外ペリカン便)
1.0kgまで 21ユーロ 65ユーロ
2.0kg 35ユーロ 75ユーロ
3.0kg 50ユーロ 85ユーロ
4.0kg 65ユーロ 95ユーロ
5.0kg 83ユーロ 103ユーロ
10.0kg 133ユーロ 130ユーロ
15.0kg 183ユーロ 150ユーロ
20.0kg 233ユーロ(最大20kgまで) 170ユーロ(最大100kgまで)


日本からアイルランドへの荷物の郵送料
日本の郵便局 日本通運
種別 EMS 航空便 SAL便 船便 海外ペリカン便
所要日数 3〜5営業日 7〜8営業日 2〜3週間 2〜3ヶ月 7〜8営業日
500gまで 1500円 2500円 2700円 1800円 12000円
1.0kg 2800円 3350円 3850円 2350円 13000円
2.0kg 4600円 5050円 5000円 2900円 15000円
3.0kg 6200円 6750円 6150円 3450円 17000円
4.0kg 7800円 8450円 7300円 4000円 19000円
5.0kg 9400円 10150円 8350円 4550円 21000円
6.0kg 11000円 11650円 9400円 5100円 23400円
7.0kg 12300円 13150円 10450円 5650円 25800円
8.0kg 13600円 14650円 11500円 6200円 28200円
9.0kg 14900円 16150円 12550円 6750円 30600円
10.0kg 16200円 17650円 13250円 7100円 33000円
15.0kg 22700円 22400円 16050円 8500円 45000円
20.0kg 29200円 27150円 19550円 10250円 52500円
25.0kg 35700円 31900円 23050円 12000円 61500円
30.0kg 42200円 36650円 26550円 13750円 70500円
32.0kg 取り扱いなし 74700円

留学の予算と費用 6 旅行代 遊び代

コネマラ高原
アイルランド西部 コネマラ高原
国内旅行代
交通費(バス、電車、レンタカー代)は日本とほぼ同程度(またはいくらか高い)です。
バス代はダブリン〜ゴールウェイ間で往復約15ユーロ、ダブリン〜コーク間で往復約22ユーロですが、時には特別キャンペーンなどで格安料金になっていることもあります。 国際学生証で学割を使えば約10%の割安になります。

電車はバスよりも快適ですが、値段高く本数が少ないです。 電車の学生割引には国際学生証と一緒にスチューデントトラベルカードというカードが必要となりますが、最大50%割引になります。

何人かでアイルランドを旅行する際は、電車やバスよりもレンタカーのほうが安くて便利です。 ガソリン代は1リットル=1ユーロ強程度と日本よりいくらか高めです。

ホテル・B&B
アイルランドには、B&B(Bed&Breakfast)があり、安いところでは一泊30ユーロ〜で泊まれます(朝食つき)。ホテルは40ユーロ〜程度です。
ヨーロッパ各国への旅行
アイルランドからヨーロッパ各地へ格安で旅行できます。

アイルランド留学クラブでは旅行についてのアドバイスもさせて頂いていますのでお気軽にお問合せ下さい。

アイルランドのパブ
アイルランドのパブ
伝統的なアイリッシュミュージックの
生演奏が聞けるパブもあります

アイルランドに来たら必ず一度は行く機会があるでしょう。 なかには毎日のようにパブに行く留学生もいます。 ギネス(黒ビール)1杯=3.5〜4ユーロくらいです。




留学の予算と費用 7 海外旅行保険・留学保険

アイルランドで日本人などが風邪などで病院で診療を受ける際は、最低1回当たり50ユーロ+薬代20ユーロくらいかかります。 万が一に備え海外旅行保険・留学保険に加入されることをおすすめします。

お得な留学保険・海外旅行保険の加入方法は、留学完全ガイドの海外旅行保険・留学保険をご覧下さい。

留学の予算と費用 8 その他

留学中にレストラン、買い物、映画館、ボーリング場などに行く機会もあるでしょう。 相場は、レストランで夕食15ユーロ〜、映画が6ユーロくらい、ボーリングが4ユーロくらいです。
アイルランドで乗馬
乗馬レッスン
アイルランドで音楽レッスン
音楽レッスン

またこの機会に、アイルランドで乗馬、ゴルフや、アイリッシュミュージックを習うのも良いかと思います。

ゴルフや乗馬、音楽などのレッスンは、約1時間のレッスンで20ユーロ〜です。




アイルランドの物価

アイルランドの物価の例をまとめてみました。 日本と同様にアイルランドでも各町ごとに物価に違いがあります。
基本的にダブリンから遠くなるほど物価はいくらか安くなっていきます。

下の表は留学中の日常生活でよく使うサービスや購入するもののアイルランド全体の平均の物価の例です:

アイルランドの物価
サービス 物価(ユーロ) 商品 物価(ユーロ)
公衆電話からの通話料(市内、3分間) 0.50 牛乳(1リットル) 1.0〜1.5
アイルランド国内郵便用切手 0.55 食パン(日本の1.5斤分くらい) 0.8〜1.6
海外郵便用切手 0.78 新聞 1〜1.6
美容院でのヘアカット(女性) 30〜35 マクドナルドのセットメニュー 5〜6
床屋での散髪(男性) 10〜15 コカコーラ(500ml)
フィルム現像(24枚) 6〜8 ミネラルウォーター
映画鑑賞 5〜9 缶ビール(500ml) 0.9〜1.8
レンタルビデオ、DVD(1本) 3〜5 カフェでのコーヒー1杯 1.2〜2.0
スポーツジム(非会員料金) 6〜12 石鹸(1個) 0.5
診察代(保険なしで風邪などで通院1回) 50〜 シャンプー
歯医者(虫歯などで治療1回) 70〜 タバコ(1箱20本) 6.5
市内路線バス 0.85 音楽CD(1枚) 15〜25
ダブリン空港→市内中心部への
タクシー代(約10キロ)
20 文房具(ペンとノート) ペン 0.5
ノート 0.8
 (アイルランド留学クラブ調べ)

物価が高くなったといわれるアイルランドですが、最近は各サービスや商品の格安店も出来つつあり、買い物の選択肢も増えてきました。 また、テスコやスーパーバリュー、アルディーといった、大手スーパーでは、相場の半額くらいの独自開発の割安なプライベートブランド商品を販売しています。

パブで飲むビールでアイルランドの物価を比較
アイルランド各地のアイリッシュパブで飲むビール1パイント(586cc)の値段で物価を比較してみました。


アイルランドを代表するビールのギネスビールは、どの町のパブで飲んでも3.5〜4.0ユーロ程度であまり差はないのですが、バドワイザーやハイネケンなどの輸入ビールは少々高めで、町の物価による差が大きくなります。 

下記の表は、アイルランドのパブでの数種類のビールの平均の値段で比較しています。

アイルランドの物価

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