アイルランド留学体験記

ゴールウェイ カルチュラル インスティテュート Galway Cultural Institute 体験談

お名前: 東京都 NAOさん 21歳 女性
E−MAIL: naoko.adachi@jcom.home.ne.jp
期間: 2002年2月〜4月 ホームステイ

ゴールウェイ カルチュラル インスティテュートの感想

文法と会話の2つの授業があって、合い間に休憩もあります。2つの授業毎に先生が変わりました。それは問題ないのですが、固定された文法の先生、会話の先生ではなく、度度変わり、また(2002年当時は)校舎が2つあるせいで、掲示なしに教室が変わったりとトラブルもあり、ゴールウェイではすばらしい学校と言われていますが、規模や設備等はしっかりしているものの、あまり良い印象は受けませんでしたがバリバリ勉強したい人にはおすすめです。

カルチュラルの授業は、プリントのみが教材となるので、復習がしにくく、ファイリングしにくかったです。高く評価されている先生も、決まった人(西洋人のみ)にしか質問を投げかけなかったり、話をふらなかったり。

でも先生と対象に事務員の方は本当に親身に接して下さり、とても頼りになりました。先生の中にも、もちろん暖かな方もいて、滞在中後半の赤毛の女性の先生は、休憩時間に私が用事で市内に出ようとしたら、私も用事があるから一緒に行きましょうと誘ってくださり、花屋さんを一緒に訪れたり、お茶をご馳走してくださったり。新任の方のせいか、あまり学校に溶け込んでないせいで、私にとってはとても身近に感じられました。

その先生相手だと、不思議とすらすら緊張しないて会話を楽しめたので、先生との相性も大切だと思います。その方に始めから習いたかった。。。

ゴールウェイ カルチュラル インスティテュートのホストファミリーについての感想

一言で言うと、「最高!」でした。学校が想像と違った分、ステイ先には本当に恵まれました。ホストファーザーは旅行会社をこの前定年した方でしたが、その分家事に専念していて、はっきり言って、彼の料理はシェフ並みでした!アイリッシュシチューや、アイルランド独特のムギのパン?を作ってくれたり。パンは小麦の状態から捏ねて、オーブンで焼くまで一通り作ってしまいます。私のお気に入りでおいしい!と誉めたら、毎日のように作ってくれました。

私が到着してから3日後くらいに帰国してしまったホストメイトがいたのですが、彼が帰る前日には車でバレン高原まで連れてってくれたり。アイルランド独特の風景を求めて西部までやってきた私にとって、それは感動モノでした。写真の通りだったので。そんな風景の中でエンヤを聞くのが私の目的でした(笑)。

マザーは市内のビューティサロンのカウンターで働いています。部屋に通されて、不安でいた私に彼女の笑顔は本当に頼りになりました。風邪を引いてしまった時もつきっきりで看病してくれたり、洗濯物は自分で洗うものと考えていましたが、全て家族のものと一緒に洗ってくれてアイロンまで掛けてくれました(寝間着まで!)。留学の本には洗濯は自分でする、と書いてあったのに。本当の母のようでしたよ。

週末になると3人の娘さん達が仕事先から帰ってくるので、団欒に混ぜてくれたり、私がキリスト教の学校を出たと言うと、日曜にミサにも連れていってくれました。いわゆる教会仲間もとてもフレンドリーで、牧師さままでフレンドリーで私の名前をすぐ覚えてくれて、街中で会うと声をかけてきてくれたり。ミュージカルにも連れていってくれました。

ゴールウェイは本当に暖かな街で、見知らぬおばあさんが声をかけてきてくれて、日本から来たの、と言うと嬉しそうに、遠い所から来てくれてありがとう、と愛国心がとても強く感じられました。

すばらしい生活が出来た分、ステイ先を去る時は本当に辛かったです。朝のバスでダブリンに向かうので、(そのチケットも取ってくれた!)ファザーがバス停まで車で送ってくれました。

マザーと別れる時、涙で彼女の顔を見られなかった私の頬にキスをしてくれ、抱きしめてくれた母親ならではの暖かな抱擁は今も忘れる事はありません。

私の人生において、これほどなくてはならない経験はなかったと断言出来ます。この夏にまた海の向こうの家族に会いに行くので、今から楽しみにしています!もう少し、会話出来るようになっていればいいなぁ・・・・。

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