今注目の国 アイルランドの高校留学プログラム


アイルランド高校留学
アイルランドの高校生活

アイルランド留学クラブでは、アイルランドの首都ダブリンとその周辺やアイルランド第2の都市コークをはじめ、アイルランド中部や西海岸など各地の正規高校留学プログラムのご紹介を行っています。

アイルランド留学クラブで手配している高校や現地受入れ機関は、全てアイルランド政府教育科学省 (The Department of Education and Science) 認可の正規高校や現地受入れ機関です。

1学期のみの体験留学から1年間〜卒業留学まで、ご希望にあわせて高校の手配が可能です。

低予算で安心のアイルランド高校留学を実現して頂けるように、万全の体制でサポートさせて頂きます。

アイルランドの中学校・高校課程

アイルランドの中学校〜高校のシステムは、

・ 3年間のジュニアサイクル(12歳〜15歳) →日本の中学校3年間に相当
・ 1年間のトランジション・イヤー →日本の高校1年生に相当
・ 2年間のシニアサイクル(17歳〜18歳)→高校2〜3年生に相当

に分けられます。

日本の高校1年生に相当する4年生のトランジション・イヤーは選択制ですので、希望しない場合はジュニアサイクル終了後にそのまま5年生〜6年生の2年間の卒業準備コースに入る事もできますが、最近では多くの学生がトランジション・イヤーを選択しています。

トランジション・イヤーは英語・数学・科学などの一般科目の他にも、様々なアクティビティや仕事体験などを通じて英語や高校生活に慣れることができますので、留学生に適した学年と言えます。

ジュニアサイクル (1年生〜3年生)

日本の中学1年〜3年生に相当

ジュニアサイクルまでは義務教育期間に当たり、ジュニアサイクル終了時には、国の統一試験であるジュニア・サーティフィケート試験を受験します。

トランジション・イヤー (4年生)

日本の高校1年生に相当

高校卒業資格試験の準備に入る前に、ワークエクスペリエンスや各種プロジェクトなどの体験を通して、社会に対する意識向上や高校卒業後の将来計画、自立した人格形成に役立てる1年間

トランジション・イヤーは必修ではありませんが、アイルランドの高校のうち、約75%がの学校がトランジション・イヤーを採用しています。

リービング・サーティフィケート
準備プログラム
(5・6年生)

日本の高校2〜3年生に相当

2年間の卒業資格試験準備プログラム。2年間のコース終了後、毎年6月に行われるリービング・サーティフィケート(アイルランドの高校卒業資格試験)を受験します。

リービングサーティフィケートはアイルランドの大学の入学試験も兼ねています。それぞれの大学・コースで要求される試験科目や最低スコアが異なるので、アイルランドでの大学進学を考えている場合は、希望の大学やコースで必須とされている科目をを確認した上で、この2年間で学習する科目を決める必要があります。

アイルランドの高校のタイプ

アイルランドの高校には私立/公立、通学制/寄宿制、宗教系/非宗教系、共学/別学などの様々なタイプがありますが、基本的には運営母体やコースで下の4つに大別されます。
Secondary School
(私立高校)
主に一般教育や大学や専門学校への進学を目的としたコースを持った私立学校。宗教団体などの法人や個人が政府からの援助を受けて運営しています。
アイルランド人の約50%の学生がSecondary School に進学します。
Vocational School
Community College
(公立高校)
主要教科に加えて実務的な職業技術も学べる公立学校で、アイルランド人の約30%の学生が在籍しています。
Comprehensive School
(公立高校)
地域の教会、職業教育委員会、政府教育科学省が共同運営する総合公立学校で、カリキュラムの幅が広く、進学コースと実務コースの両方を備えています。
Community School
(公立高校)
地元の学校運営委員会によって運営されている公立学校で、地域の成人教育機関としての役割も担っています。進学コースと実務コースの両方のカリキュラムから進路を選択できます。

公立高校はアイルランド人とEU国籍の留学生のみの受け入れとなっていますが、日本人などEU国籍以外の方も寄付金を払うことによって入学が可能な公立高校もあります。詳細に関しましてはお気軽にお問合せ下さい。

アイルランドの高校の1年間

アイルランドの高校の1学年(アカデミック・イヤー)は毎年9月1週目〜6月1週目までの約8ヶ月です。1学年終了後の毎年6月上旬〜末にかけて、国家統一試験のジュニア・サーティフィケート試験やリービング・サーティフィケート試験が行われます。

アカデミック・イヤー中には、10月末に1週間(Mid-term breaks)、クリスマス〜新年にかけての2週間、2月の中旬に1週間(Mid-term breaks)、イースターに約2週間の休暇が入ります。

アイルランドの高校卒業留学とリービング・サーティフィケート

アイルランドの高校最終学年終了時には、リービング・サーティフィケートと呼ばれる国の統一高校卒業資格試験を受験します。希望の大学や専門学校のコースに入学できるかどうかはリービング・サーティフィケートの結果で決まるため、事実上の大学の入学試験も兼ねており進学を希望する高校生にとっては大変重要な試験です。

大学や専門学校の入学審査は、リービング・サーティフィケートの受験科目のうち上位6科目をポイントに換算して行われますので、一般的には7科目を受験する高校生が多くなっています。

リービングサーティフィケート 試験科目
必修科目 英語、アイルランド語、数学
選択科目 歴史、地理、ヨーロッパ言語(フランス、ドイツ、スペイン、イタリア語)、物理、化学、生物、家庭科、
音楽、会計、工業、建築学、設計、ビジネスなど

ただし、アイルランド語は高校からの留学生の場合は必修ではありません。
アイルランドの大学に進学を希望する場合は、大学入試事務局にリービング・サーティフィケートのスコアとともにアイルランド語免除証明書を提出すれば、一般のアイルランド人高校生と同様に留学生も大学に出願できます。



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